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第10話:採用した新人が永続勤務する育成とは

[2015/02/24]

春一番の便りに、いよいよ春到来!
皆さまの病院でも、新入職員受け入れの準備を、始めていらっしゃるころだと拝察いたします。
今回は新人育成で何が必要か
まず、採用する側は、どのような新人に成長させたいのか。
逆に、その新人は、自分はどう成長したいのか。

ここでお気づきになっているかと思いますが、育てていくのか、育っていくのか 
すでに受動的な人材か、能動的な人材か

社会に出て初めての就職先だとしたら、ほぼ100%の新人は志高く、大きな期待と少々の不安に胸躍らせ入職してきます。

スタートした数か月は、モチベーションも高く不慣れな環境でも、憧れていた医療人になれたことで頑張ります。

入職時のようなモチベーションを、維持していて欲しいのは共通していますが、実際のところ、成長の差を感じ始めるのも、早い場合は3か月目ごろから

意識を高め、どんどん成長していく人材 
入職時の、あの元気や活力あふれる表情や態度は、どこへ行ったのか と思うほど 
モチベーションが、見るからに低くなっていると分かる人材

どこにでもある、秋ごろの話

本来は、貴院理念を基に、自院に相応しい人材に育てるべく 
春の芽吹きとともに教育が始まり、実りの秋にはそろそろ独り立ちするころ

どうすれば、貴院の望むような成長を遂げてくれるのか 
それが、この時期の準備にもうすでに始まっていると考えます。

1924〜32年にかけて、心理学者のレスリス・バーガーと精神科医エルトン・メイヨーが、労働者の作業能率を左右する実験を行った有名なホーソン実験によると、人間関係と仕事に対する目的意識が、モチベーションの持続には欠かせない要素だといっています。

当社の新人研修で、まず、初めに伝えていることは 
研修を出来る、力のある組織に選ばれたこと 
(時間と経費を投資して、新人研修を実施できる組織であること) 
一人一人の新人に成長して欲しい、そう心から願っている組織だということ 
そのような力のある組織に選ばれた、価値ある存在だということ

貴院の一員として、医療従事者として 
目的意識を、明確にする。

主体的に行動できる、そういう人材になる。

一般企業での新人研修と、医療機関での新人研修の大きな違いは 
「モノではない大切な命に関わる」という仕事に携わる素晴らしさを根底に、人間関係の重要性を伝え、新人としての在り方や姿勢、その存在価値を確実に理解してこそ 
「この病院に貢献したい!」という、モチベーションに繋がると考えます。

どのような教育カリキュラムを組むかで 
半年後、一年後、十年後… 
希望どおりの人材に育つかは 
入念な準備と適切な育成があってこそ。

黙って医療は提供することはできません。接遇力やコミュニケーション力が、必須です。

採用した人材が離職することなく、定年まで貴院で医療人として従事したい 
このような人材を育てられるかは、スタート時にかかっています。

 

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