クリニックマネジメント研修事例|部下の主体性を引き出すタイプ別指導

医療接遇コンサルティング第22回 医療チームマネジメント力向上リーダー研修第4回

2026/1/15ご依頼 医療法人社団S会T消化器科クリニック様

■ 導入の背景・今回のテーマ
全4回にわたる「チームマネジメント力向上リーダー研修」の集大成として、部下・後輩育成における対話手法(GROWモデルを活用したコーチング)の実践と、一人ひとりのコミュニケーション特性(目的思考型・反映分析型など)に応じた指導法の定着がテーマとなりました。今回は、現状の課題を把握しつつ、チーム全員が同じベクトルを向いて主体的に行動できる組織づくりを目指す研修を実施いたしました。

■ 医療接遇コンサルタント 福岡かつよのワンポイント解説
「求めるゴールだけでなく現在の状態(本人の想いとギャップ)をしっかり確認する」というGROWモデルの本質や、「相手の特性に合わせた問いかけ(コーチング)」の重要性にリーダー陣が自ら気づかれたことが大変大きな成果です。単なる業務指導(ティーチング)を超え、相手の本音を引き出す「本当の傾聴」と自他ともに成長し合える信頼関係が、クリニック全体に確実に根付いています。

今の状況を確認し、望ましいゴールを明確化し、達成しやすい目標立て、スタッフ全員が同じ方向を見る必要があると気づいた。

【看護師】スタッフと面談をする際にGROWモデルの目標や目標に向かって何をすべきかについては話すことはあったが、現在の状態をしっかり確認していなかったため、本人の想いと、こちらの想いにギャップが生じてしまっていたと感じた。 同じ理念でも求めることが抽象的すぎて、方向性がバラバラになってしまっているため、今の状況を確認し、望ましいゴールを明確化し、達成しやすい目標立て、スタッフ全員が同じ方向を見る必要があると気づいた。 プレイヤーを重ねているからこそ、各々のスタッフの仕事の仕方がよく見えるという利点を活用し、スタッフをよく観察し、質問の仕方を相手に合わせコミュニケーションとしての 「きく」を意識的に活用し、スタッフの主体性を上げていくことができればと思います。 ヒントをいただきありがとうございました。

相手のタイプ、想い、状況など理解し、傾聴を意識し、相手自身が考え主体的に行動できるようサポートしていこうと思います。

【看護師】今年度の研修で部下の育成にはGROWモデルを活用したコーチング、傾聴の重要性そして相手のタイプ(コミュニケーション特性傾向の分析)を知ることの大切さを学び、改めてコーチングの難しさを感じました。 今まで自分の考えを優先しながら助言や指示が多く、相手の話をしっかり聴くこと、問いかけから相手の考えを引き出すことなどコーチングの苦手意識は強く、本当にできてないことを反省しました。 福岡先生に教えていただいたことを忘れずに、相手のタイプ、想い、状況など理解し、傾聴を意識し、相手自身が考え主体的に行動できるようサポートしていこうと思います。 1年後"部下の成長=私の成長"今まで以上の信頼関係が築けたらと心から願っています。本当にありがとうございました。

ここ最近はに人員が減ったことであまり目を向けていられなかったことを改めて振り返ることができました。

【事務】ここ最近はに人員が減ったことであまり目を向けていられなかったことを改めて振り返ることができました。 部下へのコミュニケーション 特性の傾向を分析する相手の気づきで、相手のためでなくその人の特性にしたりするという意見を聞いた時にそれはすごいことだなと思いましたが、ふと考えた時にでも普段から部下をそれぞれにあった説明・指導の仕方が身についていると思いました。 GROWモデルのロールプレイングでは、今の自分を客観的に知ることができたと同時に自分があまり努力できてないんだということも気づきました。 部下に指導する立場にもありますが、まずは自分自身を分析できるよう意識していきたいと思いました。

GROWモデルを使い「傾聴」をテーマにしたトレーニングを行いとても楽しく学ばせていただきました。

【事務】GROWモデルを使い「傾聴」をテーマにしたトレーニングを行いとても楽しく学ばせていただきました。 相手の言葉だけでなく、表情や間の取り方にも意識を向けることで「聞いているつもり」 と「本当に聴いている」の違いに気づくことができました。 質問の仕方ひとつで相手の本音や考え方が自然と引き出せることを実感できました。 GROWモデルについては、人材育成はもちろん日々の患者様対応にもそのまま活かせていけたらと思います。 このスキルを身につければ、患者様からの信頼や満足度にもつながると思います。「聴く力」をチーム全体の強みにしたいと感じました。

前回の振り返りで目的思考型と反映分析型の傾向を分析した気づきをグループで共有し、 自分では気付けなかったたくさんの気づきがありました。

【事務】前回の振り返りで目的思考型と反映分析型の傾向を分析した気づきをグループで共有し、 自分では気付けなかったたくさんの気づきがありました。 相手に合わせたコミュニケーションが部下の成長につながるのだと改めて学ぶことができました。 オートクラインを実践して、相手の話を聞く姿勢や相手の言葉を繰り返すことは自然とできていたのですが、自分の目標や思いをなかなか言葉にする機会がなく、咄嗟に話すのは苦手なタイプ (反映分析型)だと実感いたしました。 部下の特性を理解してティーチングとコーチングをしていきたいと思います。 今回新たに教えていただいたGROWモデルを活用し、部下の成長を支援しつつ自分のモチベーションも上げていきたいと思います。 スタッフが減り慌ただしい日々ですが、チーム全体が同じ方向を向いて皆がやりがいを感じるチームを目指していきたいです。ありがとうございました。