病院向け医療トラブル防止研修事例|事前説明の徹底による医療事故防止
【産婦人科・病院 医師・助産師 医療接遇・コミュニケーション】
医療接遇コンサルティング 第12回
研修開催日:2023年3月9日ご依頼 医療法人 M病院様(産婦人科・周産期医療センター・総合病院)
■ 導入の背景・今回のテーマ
産婦人科・周産期病院において、診察室外での案内不足から生じる待ち時間トラブルや「言い訳」と取られやすい後手の対応を解消し、患者様に安心・納得していただける医療提供体制を構築することがテーマでした。第12回コンサルティング研修として、実際の現場ロールプレイングとリアルなトラブル事例のディスカッションを通じ、「先に言うと説明、後に言うと言い訳」という基本原則、未然防止のための「2つ前倒しのアクション」、および患者様との信頼を損なう「なれあいによる言葉遣い」の是正を体得していただきました。
■ 医療接遇コンサルタント 福岡かつよのワンポイント解説
「医師だけでは指導しきれなかった受付・案内や電話応対の具体策が得られた(医師)」「トラブル時に『後から言うと言い訳になり、先に伝えれば説明になる』という本質が胸に刺さり、即座に対応を切り替えられた(助産師)」など、実際の事例分析(ケーススタディ)を通じた深い反省と実践が大きな成果です。単なる反省に留まらず、「2つ前のアクション」や「患者様に聞かれることリスト」など仕組みとしての予防策を導入することで、患者様・スタッフ双方にとってストレスのない安心安全な病院環境が形作られています。
砕けた言葉は馴れ合いになり、目的とした医療に繋がらないことを繰り返し話していこうと思います
今回は特に具体的にご指導いただき実践へ向けてとても参考になりました
「前2つのフォロー」「2つ前倒しのアクション」この考え方にはとても感心しました
*研修ありがとうございました。2点今後に取り入れていきたいと思ったことがあります。
①「患者さんに聞かれることリスト」を作成する
すぐに答えられる患者様からの小さな疑問は、私たちにはすぐに答えられるため、気に留めることもなく日常として過ぎていましたが、「小さく、簡単な」ことこそ、自身の常識を疑いにくいため、相手に伝わっていないことに気づきにくい部分であると感じました。
②「前2つのフォロー」「2つ前倒しのアクション」
この考え方にはとても感心しました。これまではアクシデントがあった場合それに至った直接の原因である1つ前の行動を反省したり原因として見直そうと考えていました。しかしそのもう一つ前の行動にこそ前向きな改善点が見いだせると・・・すごく腑に落ちました。
病院での患者対応のみならず、この2点は日常生活の考え方にもつながる話でした。ありがとうございました。(臨床検査技師)
実際の現場でのロールプレイングは説得力があり印象に残っています
「先に言うと説明、後に言うと言い訳」確かにそうだと思いました
*実際にあった事例でディスカッションして、その事例があった後の対応にすごく悩んでいたけれど、申し訳なかったということを伝えて、切り替えること、1時間でも早く対応することが大切だということを聞いて、自分の勤務中はすごく気まずい状態だったので、今回の研修で対応方法が知れてよかった。
やっぱり思い込みが多すぎると説明不足になったりすること、チェックリスト等作ってもスタッフのみの納得になる可能性があること、思い当たるところが多い内容だったなと思った。
ゆっくり事例を使ってフィードバックすることで、色々なことが見えてきて参加できてよかった。
事例の後から声かけを前よりするように心がけている。でもまだ質問されることが多いということはまだまだ事前に説明できることもあるためフィードバックすることが大切だと思った。
「先に言うと説明、後に言うと言い訳」確かにそうだと思いました。(助産師)