【医療接遇コンサルティング第26回】
ご依頼日:2026年5月27日 / 医療法人社団J会 R泌尿器科クリニック様
今回は、継続的にサポートさせていただいている泌尿器科クリニック様での、第26回医療接遇コンサルティング事例をご紹介します。
スタッフ数の増加に伴う情報共有のズレを解消し、患者様目線の体感ワークを通じて、スタッフ一人ひとりの「先を見通す対応力」と「主体的なチーム連携」を育む実践記録です。
■ 導入前の課題(ビフォー)
クリニックの成長に伴いスタッフ数が増加したことで、職種間やチーム内での情報共有や共通理解にズレが生じやすい状況がありました。 そのため、改めて患者様目線に立った対応を再確認するとともに、スタッフ一人ひとりが受け身にならず、自発的なコミュニケーションでチーム力を高めることが課題となっていました。
■ 今回の研修アプローチ
コンサルティング第26回となる今回は、以下のポイントを中心に研修を実施いたしました。
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患者様目線の体感ワーク: 車椅子の方の視線や、スタッフからの声かけが与える圧迫感など、実際の患者様の立場をリアルに体感する。
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案内係の実践導入: 待合室でのご案内係を想定し、先を見通したサポート行動を具体化する。
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主体性の育成(明日からできること): 「知っている・やっているつもり」を脱却し、スタッフ各自が自発的に取り組む具体的なアクションを宣言する。
■ 研修後の成果と解説(アフター)
医療接遇コンサルタント 福岡かつよのワンポイント解説
「知っている・やっているつもり」を脱し、実際に患者様目線(車椅子対応や見上げる角度、言葉かけの圧迫感)を体感されたことで、多くの現場改善アイデアが生まれたことが大変素晴らしい成果です。「自分から情報を取りに行く」「挨拶で気持ちをリセットする」など、チーム全体の質を高める主体的な行動変化へと確実に繋がっています。
■ 受講された皆様の変化(ご感想)
明日からできることとして、開院時に受付の手伝いをしながら、来院された患者さんの状況 (表情)様子を情報収集する。
【看護師】明日からできることとして、開院時に受付の手伝いをしながら、来院された患者さんの状況 (表情)様子を情報収集する。 そして、可能な限り院長の診察を聞き、院長の知りたい症状を問診でピックアップできるようにしていきたい。 自分はまだ入職したばかりで、何からすれば良いのか、優先順位がわからなくなることがあるので「自分が今から何をするのか」「どこに行くのか」「何をしてきたのか」を声を出して積極的に働きたい。
自分が今まで取り組んできたことにフィードバックをいただけて、今後どんなことに取り組むべきかの参考になりました。
【看護師】自分が今まで取り組んできたことにフィードバックをいただけて、今後どんなことに取り組むべきかの参考になりました。 より良いチームワークで仕事をするために自分から情報を取ったり、共有や相談などを もっと積極的にできるようにしたいと思いました。 研修の中で明日からすぐに実践できそうなことを考えられたので、診察を聞いたり、問診を取るようにして次回までの成長につなげたいと思いました。
普段の仕事に関して深く考え、先を見通していく良い機会になりました。
【受付】普段の仕事に関して深く考え、先を見通していく良い機会になりました。 自分の中での疑問なども、メンバーや先生と共有していくことで、解決方法への糸口を見つけられとてもすっきりしました。 今後も課題点などがあれば、話し合えるチームを目指して仕事していきたいと思います。
明日から、ご案内係を早速実行に移してみようと思います。
【受付】明日から、ご案内係を早速実行に移してみようと思います。 車椅子の方への補助や、駐車場のご案内など、今までできてなかったことにも対応できそうでやってみてどう変化があるか楽しみです。 皆でどうだったか、話し合いもしていきたいです。 「こんにちは」の挨拶が減ってるというご指摘も教えていただいてありがとうございました。気持ちをリセットしたり、スイッチを変える力が挨拶にあるとはっとしました。今後も気をつけて行きたいと思います。本日もありがとうございました。
半年ぶりに仕事内容を見ていただいて、患者さんとの距離感が新しい気づきでした。
【事務】半年ぶりに仕事内容を見ていただいて、患者さんとの距離感が新しい気づきでした。正面からはもちろん、真横でもすごく圧を感じて、実際に患者さんの目線にならないと気づかないことがたくさんあるなと思いました。 受付が4人でやることも増えたので、この人数になったからこそできることを考えて課題等を見つけられたら共有してチームワークを高めたい行きたいと思います。 本日は本当にありがとうございました。また半年後、よろしくお願いします。
共通理解が自分たちが思ってる以上にできてなかったんだと感じました。
【事務】共通理解が自分たちが思ってる以上にできてなかったんだと感じました。 言われてないからいいやとか、誰かに言ったからいいやではなく、自分から見に行ったり、聞きに行ったりして、情報を取りに行ったり、分かっているだろうと思っていても、口に出して伝えるように心がけて業務にあたろうと思いました。