書籍ご購入者様 特典情報
このたびは、ラ・ポール株式会社の書籍をご購入いただきまして、誠にありがとうございます。
『看護師のための 医療安全につながる接遇』のご購入特典を紹介いたします。
回答 【医療者・看護師としての適切な言葉づかい】
日頃の言葉づかいをチェックしましょう。
「患者さんに対して」
| No. | 誤った言葉づかい | 正しい言葉づかい |
|---|---|---|
| 1 | 「林さんでございますね」 | 林さんでいらっしゃいますね |
| 2 | 「前回はいつ当院に来ましたか」 | (失礼ですが) 前回はいつ、当院にお見えになりましたか。 前回はいつ、当院にいらっしゃいましたでしょうか。 |
| 3 | 「診察まで座って待っててください」 | (よろしければ) おかけになってお待ちいただけますでしょうか。 おかけになってお待ちくださいませ。 |
| 4 | 「それでいいですか」(了解をえるとき) | そちらでよろしいでしょうか。 |
| 5 | 「今の説明でわかりましたか」 | 今の説明でご理解いただけましたでしょうか。 |
| 6 | 「確認しますので、すみませんが、ちょっと待ってて下さい」 | 確認いたしますので、申し訳ございませんがしばらく(少々、少し)お待ちいただけますでしょうか。 |
| 7 | 「院長先生はすぐにいらっしゃいます」 | 院長はすぐに参ります。 |
| 8 | 「院長先生はただ今、診察中です」 | 院長は、ただいま、診察中でございます。 |
| 9 | 「師長さんはすぐ来ます」 | 師長はすぐに参ります。 |
| 10 | 「師長さんは今、いないんですよ」 | (申し訳ございません) 師長はただいま席を外しております。 |
| 11 | 「師長さんが戻ったら、言っときますね」 | 師長が戻りましたら、申し伝えます。 |
| 12 | 「わからないことがありましたら、あとで聞きます」 | ご不明な点(お分かりにならない点)がございましたら、後ほど、伺います。(承ります) |
| 13 | 「はい、行きます」(ナースコール対応時) | はい、すぐに参ります。 はい、すぐに伺います。 |
| 14 | 「それ聞きました?」(確認する場合) | そちら(の件)は、お聞きになりましたでしょうか。 |
| 15 | 「それ知っていますか?」(確認する場合) | そちら(の件)は、ご存知でしょうか。 |
| 16 | 「後から連絡します」 | 後ほど、(ご)連絡いたします。 |
| 17 | 「もう一度言ってくれませんか?」 | (恐れ入りますが・申し訳ございませんが) もう一度おっしゃっていただけますでしょうか。 |
| 18 | 「検査しますので、待っててください」 | 検査いたしますので、お待ちいただいてもよろしいでしょうか。(お待ちくださいませ) |
| 19 | 「次、来るときにこの書類持ってきてください」 | 次回、いらっしゃるとき(際)にこちらの書類をお持ちいただけますでしょうか。 次回、お見えになるとき(際)にこちらの書類をお持ちいただけますでしょうか。 |
| 20 | 「こちらが検査の書類になります」 | こちらが領収書でございます。 |
「上司・先輩に対して」
| No. | 誤った言葉づかい | 正しい言葉づかい |
|---|---|---|
| 1 | 「すぐに行きます」 | すぐに参ります。すぐに伺います。 |
| 2 | 「今、いいですか」 | 今、よろしいでしょうか。 |
| 3 | 「後から連絡します」 | 後ほど、(ご)連絡いたします。 |
| 4 | 「もう一度言ってくれませんか?」 | 申し訳ございませんが、もう一度おっしゃっていただけますでしょうか。 |
| 5 | 「見ておいてもらえますか」 | (お手数ですが) お目とおしいただけますでしょうか。 |
| 6 | 「こっちの書類の方は、すでにうかがっていると思いますが...」 | こちらの書類の件は、すでにお聞きになっているかと存じますが |
| 7 | 「お父さんが、"よろしく"とおっしゃっていました」 | 父が"よろしく"と申しておりました。 |
| 8 | 「出張ご苦労様でした」 | 出張、お疲れ様でした。 出張、お疲れ様でございました。 |
| 9 | 「この前、先輩がいっていたことですね。」 | 先日、先輩がおっしゃっていたことですね。 |
| 10 | 「これで、どうでしょうか。」 | こちらでいかがでしょうか。 こちらをご覧いただけますか。 |
【解説】はこちら
〈患者さんに対して〉
| No. | 解答 | ポイント |
|---|---|---|
| 3 | 「診察まで座って待っててください」 | 例えば腰の痛みや辛さで座るのが困難な場合に、クッション言葉の「よろしければ」を加えることで、患者さんへの心遣いが伝わります。 |
| 5 | 「今の説明でわかりましたか」 | 「わかりましたか」は、上から目線の言葉です。 |
| 6 | 「確認しますので、すみませんが、ちょっと待ってて下さい」 | 「ちょっと」と表現するより、示す時間にあわせ「少し、少々、しばらく」を使い分ける気配りが大事です。「すみません」は多義語。 |
| 7、8 | 「院長先生はすぐにいらっしゃいます」 「院長先生は、ただいま診察中です」 |
身内には先生はつけない。 自分の家族に「○○様」と呼んでいるのと同じです。 |
| 9、10 | 「師長さんはすぐ来ます」 「師長さんは今、いないんですよ」 |
役職には、「さん」をつけない。 |
| 13 | 「はい、行きます」(ナースコール対応時) | 「行く」の謙譲語は「伺う」。 自分の行為をへりくだる言葉づかいで相手を敬うことができます。 |
| 17 | 「もう一度言ってくれませんか?」 | 再度確認する際は、クッション言葉を用いることにより、快く相手が答えてくれます。 |
| 18、19 | 「検査しますので、待っててください」 「次、来るときにこの書類持ってきてください」 |
「○○ください」は上から目線です。肯定的に依頼する表現が心遣いです。 |
〈上司・先輩に対して〉
| No. | 解答 | ポイント |
|---|---|---|
| 6 | 「こっちの書類の方は、すでにうかがっていると思いますが...」 | 聞いているのは上司、思うのは私 つまり、相手の行為については尊敬語、自分の行為については謙譲語を使います。 |
| 8 | 「出張ご苦労様でした」 | 上司や目上の人には、「ご苦労様」は使いません。 気を付けたいのが、取引先や物品や書類等を配達してくれる人にも使いません。 |
