第25話:~「ドローン型と予測された2016年新人たちは」~

ラ・ポール株式会社

桜開花宣言と共に、新年度がスタートして 気ぜわしさの中にも、心新たな気持ちに早くも10日が過ぎました。

2016年4月1日を皮切りに、すでに約550名の新人たちと貴重な時間を共有しています。
今年の新社会人は「ドローン型」

毎年、年度の遷り変りに、日本生産性本部の茂木会長が発表していらっしゃいます。

就職活動日程が短縮された変化の中、希望の内定があった学生が多かったようで、
強い風にあおられながらも自立飛行を保ち
目標地点に着地する「ドローン」が由来とのことです。

ドローン型社員の入社は「さらなる技術革新(スキルアップ)によって、
さまざまな場面で貢献が期待できる」と前向きに評価していますが、
会社側には「使用者(上司や先輩)の操縦ミスや使用法の誤りで、
機体を傷つけたり、紛失(早期離職)したりする恐れもある」と、注意を呼び掛けているようです。

このニュースは私にとって、毎年、傾向と対策になります。

「ドローン型」にあった研修内容×クライアント側のニーズ=成果

この記事から分析してみると

1.自分の希望する会社に内定をもらえた。→強い意志がある「内的基準が高い」
  (内的基準=周りの評価より、自分の主観的評価を主軸において考えること)

2.強い風にあおられながらも自立飛行を保つ→自立している「内的基準」

3.目標地点に着地 目標設定が明確である→「目的志向である」

4.新たな取り組み(様々な取り組み)に貢献できるだけのモチベーションがある→「方法手段を持ち合わせている、オプション型」

5.切り替えが速い(自分に合わないと次の目標に向かいやすい)つまり「進展重視型」

と予測しました。

そして、現段階ですが、実際に出会った新医療人の特徴は、下記のように分析しています。

1.スイッチが入ると自立飛行できる→主体行動型

2.人の話を聞く姿勢はあるが、最初は疑心型→納得がいけば積極的、自分の考えに一貫性を持っている

3.1~2%ほどだが、就職活動時に苦労していないのか 危機管理が低い→問題回避が低い

4.98%ほどは、感性が豊かであるが、感度は今後トレーニングが必要

依頼があった大学病院研修医研修で、副センター長が「金の卵です」とも仰り、どの医療機関に就職するかということはもう手に入れた。

しかし、

「会社側には「使用者(上司や先輩)の操縦ミスや使用法の誤りで、機体を傷つけたり、紛失(早期離職)したりする恐れもある」と注意を呼び掛けているようです。」

つまり、

飛行して、強風にあおられても自立飛行できる人材の目的地は 

育てる指導力(指導者)に託されているのではないでしょうか。


いかがでしたでしょうか。皆さまのお役に少しでもお役に立てましたら有難く存じます。