ALS進行抑制にiPS細胞が

おはようございます! いつもご覧いただきありがとうございます。
アジサイのつぼみが開花前に。
植物は、その時期になるとしっかりと準備を整え存在を教えてくれますね。

さて、白血病治療薬がALS(筋萎縮性側索硬化症)進行抑制に効果があるという 嬉しいニュース
過酷である疾患に新しい光が
京都大iPS細胞研究所の井上教授らが効果を突き止めたと発表。米科学誌の電子版に25日、論文が掲載されたようです。

前職で、特定難病支援に関わる仕事で、ALS患者会の立ち上げのお手伝いをさせていただいた経験があります。
何度か、上司に同行して患者さんのお宅を訪問したり、患者会のイベントのお手伝いをする中で
原因不明で根本的な治療薬がなく、壮絶な療養生活をおくっていらっしゃった方々
ご本人、ご家族、サポートする医療・介護の皆さん、そして、行政の方々のお顔が思い出されました。

時間の経過とともに、落ちていく機能
ある家族の方の言葉に「病気になってしまったことは残念だけれど、結婚して朝から夜中まで、こんなに主人の顔を見たことはなかったなと知ったんです。」

何度も涙していらっしゃるご家族に、それをきくことしか出来なかった私

懸命に命と向き合うことの大変さと支える方々の大変さ

想いを伝達するには接遇やコミュニケーションが重要、そして、何よりも支える方々が元気であることが大切だと
今の仕事に至っています。

本格的に使用可能になるのはまだまだ先の事でしょうが、きっとこのニュースに皆さんの笑顔が見られることでしょう。